長久寺

東御市常田:佐藤 一元 住職
〔2006年8月30日掲載〕

 長久寺縁起や口伝によると長久寺の前身の善福寺が建てられたのは長久二年(1040)と言われ、常田氏の祈願所であった。
 戦国の世になって武田勢の信州侵攻の時、村上勢との合戦の際、兵火を受け焼失したと言われる。その後、常田氏は羽黒に堂を再建し、善福寺創建の年号長久をとって長久寺と改めた。
 長久寺は江戸時代に寺子屋として使われ子供たちに教育が施され現在の田中小学校の前身でもあった。

江戸時代の通行手形
 同寺には江戸時代に実際に使われた通行手形が伝わっており、当時の住職が書いたと思われる天保十二年十月二十九日、信濃上田藩、田中宿長久寺という文字がはっきりと残っている。

住職のことば

 剣道教室で子供を指導しているが、日本の精神文化を大切にし、伝統文化を見直してもらいたい。
 また、武士道にもあるが「礼にはじまり礼に終わる」相手への思いやりの気持ちを身につけてもらいたい。
 
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